保護される人たちの更生を図るには、その生活の場である地域社会の人々の温かい理解と援助が必要です。
そのため、当施設は地域社会との融和を大切にし、また、地域の人々からさまざまな形で協力を得ています。
協力雇用主は、寮生の更生に理解を示し、進んでその雇用を引き受けていただいています。罪を犯した人の助言・指導に当たる保護司、更生の援助を目的とするボランティアの更生保護女性会およびBBS会(Big Brothers and Sisters Movementの略)の会員の訪問を受け、物心両面にわたる援助をいただいています。
そのほか、地域の篤志家による金品の寄贈や奉仕活動を随時受けたりしています。
また、多目的ホール(最高50人収容)は、町内会、各種行事のための集会場所として地域の方たちも活用できるよう開放しています。
さらに、ご近所から親しんでいただいている桜の木の下は、季節の憩いの場となっています。